ネイガー
先日テレビを見ていて衝撃的だったので思わずエントリー。

ローカルのアイドルとかタレントの特集のなかで、ローカルのヒーローの紹介をしていた。イベントなどに登場する5人組ヒーローなんかはたまに見るわけだが、秋田県で人気の『超神ネイガー』というのをご存知だろうか。このヒーロー、完成度が半端ではない。

まずデザインがかっこいい。秋田だけあって”なまはげ”をモチーフとしている。「なまはげぇ?」と思うなかれ。いまやメジャー(?)の仮面ライダーだって一昨年の”響鬼”は鬼がモチーフだったし、今年の”電王”なんか桃太郎など昔話をイメージしている。”なまはげ”の赤を基調にしたデザインはヒーローにもってこいなのだ。

”なまはげ”と聞いてピンときたひともいると思うが、「ネイガー」という名前は”なまはげ”の叫び声『泣ぐ子は居ねがぁ!』の「ねいがー」が由来だ。主人公はアキタ・ケン、変身する時の掛け声は豪石(ごうしゃく:秋田弁で「怒る」を意味する「ごじゃぐ」から)などといちいちシャレが効いている。

武器はきりたんぽを模したキリタン・ソード、魚ハタハタ型のブリコガン(ブリコはハタハタの卵)、かまくら型のカマクラ・ナックル、竿灯型のカントウ・シールド、、、と郷土色いっぱいだ。ネイガーの仲間も当然出てくる。ネイガーが背中に「米」、手の甲には「田」と書いてあるように農業をイメージしているのに対して、緑を基調、林業をテーマにしたネイガーの弟分である『ネイガー・ジオン』(秋田弁で弟は”おんじ”)、青を基調、漁業をテーマにした『アラゲ丸』、白を基調として秋田の未来を象徴する『ネイガー・マイ』(変身前の名はアキタ・マイ)らが登場する。

すごいのは敵のキャラクターもかなり揃っており、デザインが秀逸だ。組織の名は「だじゃく組合」(だじゃくは秋田弁で乱暴)。リーダー格の「ハン・カクサイ」(「はんかくさい」は秋田弁で「馬鹿馬鹿しい」)はヒーローショーのトークも冴え渡り、悪役ながら人気者だ。

2年前に生み出されたようだが、地元での人気がものすごい。ヒーローショーはすごい盛り上がりで、ラジオの番組なども作られているようだ。地元企業のCMでも登場する。いくつかのコミック誌にも掲載されたようだし、テーマソングもあるのだが、あの水木一郎アニキが歌っているというからすごい。

当然キャラクター商品もでてくる。日本酒「超神」シリーズ、地ビール「旨ネイガー」、「豪石!サイダー」、いちじく甘露煮の「くわねいがー」、など。ネイガーの名前をつけた豆腐を売り出してからもうかっていると喜ぶ豆腐屋さんの姿もテレビで写していた。

まさに地域活性化に活躍している秋田の地産地消ヒーロー、「超神ネイガー」。地域の枠を越えて、まだまだ活躍の幅を広げていくような気がしてならない。

詳しくは以下のページを。
http://homepage1.nifty.com/nexus/neiger/