◆付゛録゛◆

街で見かけたものたべもののこと、なるほどねーと思うことなどをつらつらと書いています。
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本・漫画・CD

JTB時刻表1000号

本屋に行くと珍しい表紙の時刻表が並んでいた。
おなじみのJTBの時刻表だが、表紙が鉄道の写真ではなく『銀河鉄道999』のイラストになっているのだ。

この時刻表、1925年4月の創刊から数えてなんと今年の4月号が999号、5月号が1000号を迎えるということだ。999号に引っかけて『銀河鉄道999』のイラストになっていたわけだ。初めてのことらしい。

1000号の表紙もお祝いで豪華なイラストの表紙になっている。

10月までキャンペーンということで、るるぶに特設サイトができている。
JTB時刻表1000号 ありがとうキャンペーン:
http://www.rurubu.com/1000/
999-1000


Amazonでも買える。

JTB時刻表 2009年 04月号 [雑誌]
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JTB時刻表 2009年 05月号 [雑誌]
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追記: 今週のタモリ倶楽部は1000号記念ということで時刻表特集だった。興味深い内容だった。

士郎と雄山、和解。

こんなニュースが。

士郎と海原雄山、ついに和解 「美味しんぼ」25年で
(asahi.com 2008年05月13日)

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25年にわたって激しく反目してきた父子が、ついに和解――。人気漫画「美味(おい)しんぼ」の主人公、新聞社の文化部記者山岡士郎と、北大路魯山人をモデルにしたとみられる美食家の父親海原雄山。83年から週刊「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で、2人のグルメ対決が続いてきたが、12日発売の同誌で、父子は静かに向かい合ってワイングラスを傾け、長年の確執をといた。
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今までの物語の核となっていた親子の確執がついに和解とのこと。最近はあまりちゃんと読んでいないが、微妙に形を変えながらも”究極”と”至高”の戦いで見せていた。今回でそれも一区切り。今日もコンビニでスピリッツをパラパラっとめくったのだがそんなシーンだったとは気がつかなかった。

まだ連載が終わるわけではないとのこと。今後は日本全県味巡りがメインになっていくとか。

ところでこのように朝日新聞の記事にまでなるとは。実際に葬儀が執り行われた「リングにかけろ」力石徹の死、スポーツ新聞の記事となった「ドカベン」明訓高校の敗北あたりを思い出す。

ガチャピン日記

ガチャピン日記

ブログ『ガチャピン日記』が面白い。

おなじみポンキッキのキャラクター、ガチャピンの書く日記なのだが、ムックとの事や、イベントに出かけた時の話、フジテレビの中での1コマなどが大体写真入りで紹介されている。なかなかセンスがいいというか、ちょっと笑える日記が多い。

2006年9月24日の日記「みんなからの質問」なんてのもいいところをついている。

毎日の日記を集めて本も出したようだ。眞鍋かをり並み?ガチャピン”著”ってところがまたいい。

同じキャラクターの日記ということで「キティの日記」なんてのもあるが、更新頻度がイマイチだし、内容もあくまでキャラの世界の中に閉じている。(ま、それはそのスタンスでいいんだけど)より身近に感じられるガチャピン日記の方に親しみがもてる。毎日子供から?のコメントでいっぱいだ。

一度チェックしてみては。

ガチャピン日記:
http://gachapin.fujitvkidsclub.jp/

冥王星の悲劇

先週の衝撃的なニュースといえば冥王星が惑星でなくなった事だろう。1930年の発見以来、惑星という座に着いていた星が格下げという事態はなかなかの衝撃だった。

事の経緯がセレスやカロン、2003UB313といった新たな、しかしちょっと微妙な惑星候補があがったために”惑星のそもそもの定義は?”といういままでアンタッチャブルだった問題に焦点があたり、その結果として冥王星まで降格という目にあってしまった。

なんだか次のような会話が思い浮かんだ。

セレス達   :「すいませーん。僕達も惑星にしてもらえますかー?」
国際天文学連合:「うーん、、君達は大きさもイマイチだしなぁ。ちょっとなぁ。。」
セレス達   :「そんなこと言ったらあいつはどうなんですか?あいつだって惑星じゃないですか!」
冥王星    :「え!?ボクですか?いやいや、ボクの事はいいじゃないですか!もう惑星で長年やってきてるんですから。」
国際天文学連合:「うーん、そうだなー。君を認めていると他にも”俺も俺も”っていってくる奴が出てきそうだしな。よし!君も格下げ!惑星は8つ!」
冥王星    :「ちょっと、ちょっとーー。そりゃないっすよー」

小学校や科学館のようなところでは対応に苦慮していることだろう。今しばらくは”元惑星”の冥王星ってことで存在感は逆に増すことであろうが。そもそも冥王星なんてのは「太陽系の惑星を全部言ってみな?」っていう会話でしか登場する場がなかったってもんだ。 (そういえば星占いなどは影響ないのだろうか?)


ところで、10個目の惑星が誕生するかも?とか、そもそも惑星の定義がはっきりしていないという話は最近のベストセラー『99.9%は仮説』という本の中で読んだ。この本、科学の世界で常識と思われている事の中にも実は仮説でしかないもの、昔はまったく逆の説が常識だったものなどのエピソードが載っていて面白い。

99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方

ジョニ本

風に吹かれて豆腐屋ジョニー―実録男前豆腐店ストーリー
ブログでも何回かとりあげた『男前豆腐店』。なんと今度は本を出した。先週、有楽町の本屋に行ったところ、大々的に売り出されていたのだ。(8/10に発売されたらしい)

早速買ってきて、一気に読んでしまった。

個性的な商品達の製作秘話や、男前豆腐店社長となった著者の伊藤信吾の豆腐にかける情熱、ものづくりに対する信念が伝わってきて非常に興味深かった。自分は経営者でなくいつまでもものをつくる人間なのだということにこだわり、妥協をゆるさない商品開発、それでいて製品を売り出すプロモーションの部分にも非凡な才能を発揮しているところがすごい。「格好悪いのが格好いい」「世界観を売る」という信念を貫き通す姿勢があるからこそだろう。

豆腐という地味な業界に起こった革命。他の業界にもまだまだおもしろいムーブメントが起こる可能性がありそうだ。

本を読んでいたら豆腐が食べたくなってきた。と、近くのスーパーに行ったところなんとジョニーを売るようになっているではないか。迷わず買って食べた。

今まで書いた男前豆腐店関係の記事:
風に吹かれて豆腐屋ジョニー (2005/11/20)
男前豆腐店 (2006/02/05)
「男前豆腐店」を書類送検 (2006/07/08)

ジョニ本ジョニー

Sotte Bosse

Essence of life
とある雑貨屋でかかっていた曲がよかったのでそのCDをかみさんが買った。会社の行き帰りに聞いているのだが、これがなかなかいい。

そのCDは”Sotte Bosse”(ソットボッセ)というグループの”Essence of Life”。

曲目は邦楽のヒット曲ばかりのカバーアルバムだ。それも超有名アーティストの曲ばかりなので、一見どうなんだろうと思うのだが、なかなかどうして独特のアレンジとボーカルの女性のちょっとけだるい感じの歌い方が絶妙にマッチしてハマる。男性アーティストの曲がまじっているのもなかなか新鮮だが、どの曲も完全に自分のものにしている感じだ。

ボサノバ風の『未来予想図II』『Everything』、スローでせつない『春の歌』、レゲエ調の『ガラス越しに消えた夏』などかなりいい感じ。

早速先日記事にしたmixiミュージックでたどってみるとファンが多い。当然コミュニティも立ち上がっている。

面白かったのが「このCDをどこで知りましたか?」というスレッドを見てみると、ほとんどの人が同じく「雑貨でかかっていた曲を聞いて」と答えているところだ。その雑貨屋とはVillage Vanguard。自分が行ったのは自由が丘店だが、全国にあるようだ。様々な雑貨に店員選りすぐりの書籍と一緒に並べられていて楽しい。各店舗でこの曲がガンガンかかっているらしい。mixiミュージックの可能性もなんか見えた気がする。

ということでドライブや部屋でまったり聞くのにもオススメのこの1枚。聞いてみてはいかが。

刑事コロンボのDVDをコンプリート

刑事コロンボ コンプリートDVD-BOX


これまた先月のことだが、『刑事コロンボ』のDVDをVol.23まで全て見終えた。1年くらいかかったろうか。こつこつと土日を中心にDVDをレンタルしてきて家で鑑賞した。

たまにテレビでやっているのを見る程度だったが、こうしてじっくりと見てみると更に面白い。テレビでの放送順になっているので、最初のコロンボの若さにちょっと驚き、ところがその時点でほぼ完成されたキャラクターにまた驚いたものだ。

DVDは当然英語音声で日本語字幕にもできるのだが、やはり小池朝雄さんの声で「うちのかみさんがね〜」「あ、もうひとつだけ〜」ってのが聞きたいので日本語音声で聞いてしまう。

これだけの数のエピソードがあるとさすがに全てが傑作とはいかないが、いろいろと変化をつけたり新しい事に挑戦している事がうかがえ、だからこそ何年もの長期にわたり続いているのだと思う。

「古畑任三郎」の方が先に全てのエピソードを2回くらいずつ見ているため、「ああ、ここを引用しているのか」とか「わざと似た俳優使ってんじゃないか?」などと思わせるシーンが見つかって面白い。三谷幸喜氏がいかにリスペクトしているかがうかがえるというものだ。

この旧シリーズと呼ばれる45作品の詳しい解説本「刑事コロンボ レインコートの中のすべて」という本を見つけた。今度はこれを読みつつコロンボの世界を楽しんでみたい。(この本はなかなか書店では見つからないため、興味あるかたはアマゾンなどで購入するとよい)

刑事コロンボ―レインコートの中のすべて

脳のことを考える

読んでからしばらく経ってしまったが、いつかこのブログに書こうと思っている本があった。

人間の脳に関する本で、東京大学に勤める脳科学者の池谷裕二さんという方が書いたものだ。

ここ数年で脳に関する研究はかなりすすみ、いろいろな事が解明されてきているようだ。池谷さんは特に記憶を司る海馬を専門的に研究しており、人間の記憶のメカニズムなどに非常に詳しい。

共通して書かれているのが、歳を取ると衰えていくと思われている記憶力だが決してそんなことはない、ということ。海馬の神経細胞は増え続けるとか、様々な物事を関連づけて考える能力は歳を取ってからの方が得意になる、といったことが科学的な観点から述べられている。こういった事実を読むだけでもなんだか元気がでてくるというものだ。

それぞれの本の感想を簡単に。

『記憶力を強くする―最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方』

記憶の仕組みを最新の脳科学の観点で解説している。前半は若干難しめの解説が続くが興味深い内容だ。研究にあたってネズミなどを使った実験などなかなか面白い。そして、後半に記憶力を鍛えるにはどうしたらよいかという内容に触れている。ちょっとしたテクニックは試験勉強なんかにも応用できそうだ。

『海馬 〜脳は疲れない』

糸井重里さんとの対談形式になっている。脳が持つ潜在能力、またそれをどううまく引き出していけばよいのか、などに触れているが、糸井さんの独特の視点も合わさり面白い内容になっている。

『進化しすぎた脳 〜中高生と語る「大脳生理学」の最前線』

池谷さんが中高生を相手に脳に関する講義を行ったものを文章にまとめたもの。こんな講義があるなら受けてみたかった!と思わせる。脳の動き、働きについて読んでいると、自分の脳が行っている記憶や思考、判断といったものもなんだか自分のものではないような不思議な感覚になっていく。つきつめていくと、自分の意志とか感情ってなんなんだろ?というちょっと宗教にも近づいていくものだ。


共通していえるのは誰にでも興味が持てる分野であるということ。そこにあるのは池谷さんの文章、話し方のうまさ。バリバリの研究者だとは思うのだが、専門的な話に終始せず、わかりやすく興味深く話をしてくれる。

生まれ年も私と同じなので、なんだか親近感が沸く。研究者としてはまだまだ若いほうだと思うのだが、これからも活躍を期待している。

記憶力を強くする―最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方

海馬―脳は疲れない

進化しすぎた脳 中高生と語る「大脳生理学」の最前線

水族館の通になる

水族館の通になる―年間3千万人を魅了する楽園の謎

たまには読んだ本の感想など。「水族館の通になる」という本。長年水族館に勤務している著者の中村元さんが、水族館にまつわるいろいろな疑問について解説しているもの。水族館の魚はどこから連れてくるのか?巨大な魚の運搬方法は?死んだ魚は食べるの?ピラニアの水槽はどうやって洗う?などなど、目次を見ただけで興味ひかれる。

日本全国に100以上の水族館があるらしく、世界で見てもこれだけ多く存在している国はないらしい。子供だけでなく大人でも楽しめる場所であり、好きな人もたくさんいるだろう。これを読んでおくとまたちょっと違った楽しみ方をできるかもしれない。

ひとつ、印象に残ったところを。「イルカやアシカはどのくらい賢いの?」という項があるが、なかなか答えづらい質問らしい。なぜならショーを通して感じられるものでしかないからだ。ショーを通した感覚では、人間のいうことをよく聞くとか、もの覚えがいいとか、そんな見方になる。そういえば人間からみて「頭のいい動物」と思うのは「人間に近い」「人間に行動や仕種が似てる」というポイントでみているのだ。それが”頭がいい”こととは限らない。

人間を基準にするのをやめると、
 ・イルカのエコーロケーションによる通信とソナーの能力は人間には無いすばらしい能力だ。
 ・食べ物を得るために仕事を探したり、魚を獲る道具を作ったりしないといけない人間より、何もしないで浮いているだけで飽食できるクラゲの方がより進化しているとも言えるんじゃないか。
という著者の観点は面白い。元々水族館はこういったことを発信しなければならないがショーをすることで逆の方向に行っているのではというジレンマを感じている、とも言っている。なるほど、と思った。

最近は巨大水槽を備えた水族館が増えており、その前でぼーっと魚の動きをみているだけでもおもしろい。癒し効果もあるとか。今後もいろいろな趣向をこらした水族館が登場してくるかもしれない。

Q.E.D. 〜証明終了

Q.E.D.―証明終了 (1)

推理物のコミック、というと、『金田一少年の事件簿』『名探偵コナン』が有名どころだが、ネットか何かで「Q.E.D.」という漫画があることを知った。マガジンGREATという隔月刊誌に掲載されているので、知名度がいまいちのようだ。

どんな漫画なのか全然情報は得ていなかったが、先日ブックオフに行った時にたまたま見つけて立ち読みしたところ、これが面白い。後日、またブックオフに行った時に3巻くらいまであったので買ってきた。次が読みたくなった。別な店(ブックオフの別店舗なんだが)に行ってみるとたくさんあった。

勝手に5巻くらいまでのものと思っていたら、22巻まででているとのこと。とりあえず古本屋にあるだけ買って、あとは本屋で買ってきて揃えた。ということで年末年始はかなりこれにハマっていた。

燈馬想(とうま・そう)という高校生が主人公。これがまた15歳でMITを卒業したという経歴だ。水原可奈というクラスメートやその父の水原警部、MIT時代の友人などが主な登場人物。ミステリとしての完成度も高く、トリックの解明もかなりすっきりと理屈が通っている。ミステリファンの間でも評価が高いようだ。

隔月刊誌で一話完結というところも人気のあるところか。当然、一週毎に読者をずっとひきつけておかなければならない週刊誌とは構成が異なり、じっくりと描けるメリットもある。ひきつけておくために次々と人が死んだりということもない。また、まったく殺人の起こらない、日常のちょっとした事件を解決する回が多いのも特徴だ。それでも十分推理物としてなりたっている。

また、主人公はMITの数理学専攻だったため、数学の話が絡んでくるストーリーがいくつかあるのが、もう1つの特徴。こんな漫画他に見たこと無い。

ということで結構オススメ。以下の「Q.E.D. ザ・トリック・ノート」というガイドブックまででているくらいなのでやはり人気あるのだろう。

Q.E.D.トリックノート
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