昨年に続き、『キングオブコント2009』が放送された。感想等を。

・優勝は東京03。オンエアバトルやエンタの神様でもその実力を発揮していた。今年NHKで放送されていた『笑・神・降・臨』でも一番面白かったと思っている。
・東京03のユニークなのは、コントによって3人の役割が少しずつ違うところだ。それでいて各キャラクターが立っている。演技力もしっかりしていて、見てて引き込まれる。それにしても2本目の950点越えはびっくり。
・対して2位のサンドウィッチマンもさすがの安定感だったが、M−1も通して似たようなシチュエーションのコントのため若干新鮮味に欠けたのかと思う。2本目も終盤畳み込めていたらなー、というところ。
・しずる、ロッチ、ジャルジャルのレッドカーペット組も健闘していた。とても持ち味が出ていたと思う。毎週テレビでコントをやり続けて鍛えられているのか。
・他はモンスターエンジン、天竺鼠、インパルス。みんなシチュエーションが独特で、よくこんな発想が出るよな−、という感想。

・各組2本ずつ、2本目は点数の低い組から、という方式はなかなか盛り上がる方式だと思う。2本目に期待が残るのがいい。ネタ選びが難しいかも。
・審査するのは昨年同様準決勝で敗れた芸人達100人。10点の持ち点で1000点満点。いろんな思いが込み上げながら採点している事だろう。
・M−1と違ってベテラン芸人の批評が聞けないところが個人的にはさみしい。
・ダウンタウンは審査側に回って、MCはタレントやアナウンサーにまかせてもよいのでは、と思ったり。
・コントのセットは最小限になって、前回の書き割りはなくなった。この方がいいと思う。
・コントの終わりは全て暗転なのは決まり事?曲で終わったり「ありがとうございました!」で終わった方が無難な時もあるのかな、と。


今後、東京03がどんな活躍見せてくれるのかが楽しみ。3人ともドラマなんかで活躍できそう。