bb213867.jpg毎年この時期、昼間にJRに乗ると、何やらマップやサイン帳のようなものを片手に電車に乗っている小学生を多く見かける。彼らが参加しているイベントこそ、JR東日本の主催する『ポケモンスタンプラリー』なのだ。

駅に置いてあるパンフレット兼スタンプ台紙に、山手線を中心とした駅に置いてあるポケモンのスタンプを6つ集め、ゴールとなる駅に行くと賞品とスタンプ帳がもらえるというわけだ。そう、ここでスタンプ帳をもらうという事は、次は全ポケモンのコンプリートへの旅が始まるのだ。

これがかなり人気らしく、この前の土曜日にとある駅に行くと改札からスタンプ台まで長蛇の列が出来ていた。車内放送で「スタンプラリーにご参加のみなさん、駅構内やホームでは走らないでください」みたいな注意を流す程だ。ポケモン人気とコレクションしたくなる心理をついたうまい企画だ。もう10周年だとか。

さて先程コンプリートへの旅、と簡単に書いたが、スタンプが設置されている駅は実に95駅もある。全て異なるポケモンのスタンプだ。その中には何がいるかわからないシークレット4駅もあるという懲りようだ。

範囲も広い。常磐線の牛久、総武線の千葉、高崎線の熊谷、中央線の八王子、東海道線の大船まで及ぶ。またこういうところに欲しくなる人気のポケモンがいたりするわけだ。

しかし95駅も回りきれるのか?という疑問も湧く。スタンプ台の設置時間は9:30〜16:00と終了が早いので注意が必要だ。ラリーの実施期間も7/28〜8/12の16日間と、そんなに余裕は無い。毎日まめに回らないといけない。当然お金もかなりかかる。親切にフリー切符を使うと便利だよ、という情報もパンフに書いてある。きっと鉄道マニアの中で効率の良い回り方、安く回る方法などが議論されていることだろう。

コンプリートするともらえるのがJR東日本オリジナル、モンスターボール型のポケモンクロック。数に限りがあると思われるので、狙う方はお早めに。

JR東日本 ポケモンスタンプラリー2007:
http://www.jreast.co.jp/pokemon-rally/